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2019-01-11

スタッフブログ

矩計講習会

焼津・藤枝・島田・吉田町・牧之原で新築一戸建て・注文住宅を建てるならはっぴいハウス

設計課 中野です。

今日は焼津市小屋敷のはっぴいハウス志太新築住宅専門館において、

社員向けの矩計講習会を開催しました。


お昼を終えた後の2時間半に渡り、当社建築知識向上委員会メンバーの協力を頂きながら、

参加者総勢37名と熱気に溢れた講習会となりました。

参加して頂いた皆さん、本当にお疲れ様でした。

また、つたない説明に最後までお付き合い頂きありがとうございました。

講習会では「会社を知る」目的の一環として、

社員の皆様に山田工務店の新築住宅(木造軸組み工法)における断面構成を説明させて頂きながら

実際に矩計図面を描いていただきました。


そして、来る2/19(火)には今日の講習・演習を踏まえ、

全社員一斉による矩計の実習テストを開催予定です。!

 

今日の振り返りとして、

 

作図を進める上での基本事項をいくつか挙げておきますので参考にしてください。

①基準線(GL、FL、軒高、壁の中心線など)を正しく捉え

 構造材(基礎、土台、大引き、柱、梁など)や補足材(束、母屋、垂木、野縁、胴縁など)の

 大きさや配置寸法を正確に描く事。

時間の制限はありますが、初めから仕上がりの濃い線で描こうとせず、

 下書きの薄い線を正確に描くことで

 結果的に消して書き直したりといった手戻りがなく進められます。

 (因みに不要になる下書き線を消す必要はありません。)

③断面として見えてくる線(特に梁型や最終仕上げ材(例えばプラスターボードの部屋内側の線))を

 濃くはっきりと描く事でメリハリのある図面の仕上がりになります。

 

また、矩計図採点上の確認ポイントとしては大きく以下の5点ほどが挙げられます。

①基礎~1階床廻り(基礎の大きさ・形状、床仕上げの位置と床組み(土台・大引き・合板)の取合い)

②1階天井~2階床廻り(天井仕上げの位置とその下地材、床仕上げの位置とその下地材)

③2階天井~軒先廻り(天井仕上げの位置とその下地材、垂木・野地板・派風板の取合い)

④2階バルコニー廻り(FRP防水の仕上がり位置と立上り位置)

⑤開口部廻り(サッシの上枠とマグサの取合い、下枠と窓台・土台との取合い)

 

最後に共通事項として、部位ごとの名称大きさを正しく理解し、

どのような組合せで作られているのかをイメージして描けるようになると、

より短時間での作図が可能になると思います。

 

実習テストでは、社員ナンバーのグループごとに時間制限もありますが、

是非とも先ずは描き挙げられる様頑張ってください。

 

ここで得た経験や知識が、少しでも皆さんの力に繋がります様に応援し、

今後とも皆さんへのフォローができるように努めて行きます。

 

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